現地採用のリスクその①「老後が不安!年金・健康保険どうする?!」

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海外で現地採用(駐在員ではなく現地の会社員)として働く、それもベトナム。
あなたのご両親健在の方でしたら、普通の人でしたら反対するでしょうし、配偶者やお子さんがいる方も、普通賛成しないでしょう。

もしくは賛成するとしたら、テレビ番組で
「東南アジアが成長している!」
「日本経済はヤバイ!」
という雑誌特集を読んだばかりで興奮しているとか、あなたが数年間一貫して海外就職を目指している姿勢があり、周りの人がそのスタンスを認めているケースではないでしょうか?

印象は色々あると思いますが、実際に海外で生業を立てている身としてのお話をさせていただきたいと思います。

日本では世界中が嫉妬する国民皆保険制度がある

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その主たるものは老後にお金がもらえる年金と、病気した時に安く済む医療保険です。
日本国民は国民の義務として強制的に20歳になったら国の保険に加入しなければならないとされており、会社勤めをする人は、給与から天引きされます。

となると、現地採用の人はどうなる?

海外で生活する人は、年金に関しては「任意」とされています。
つまり、「自分で律儀に送金したければ受付てもいいけど、しなくても、違法とは見なしませんよ」という事です。
逆に、自営業者であれ、無職でお金が無いであれ、日本に住んでいれば、国民年金保険にお金を払わなければ違法です。

健康保険に関しても、加入する必要はありません
なぜなら、日本の健康保険に加入していようが、海外でその恩恵を受けられませんので。

つまり、自分次第です。
年金制度が求めるだけの積立の実績があれば、現地採用で働いていようが、将来年金が受け取れる事になっています。

※補足:現地採用で働く方々のほとんどは民間の医療保険を会社負担で加入できています。

結局、現地採用で働くのはリスクだけなのか?

最終的には、損得勘定と人生観が大事になってきます。

日本の社会保険に入らないのがリスクと考えるなら、ベトナムに行って働く、というのは当然リスクですが、日本で中小企業やベンチャー企業で働くのもリスクでしょうし、場合によっては大企業で働くのもリスクでしょう。

払った額よりもらえる額が多く見込めるまでに会社が倒産したり、解雇されたり、嫌になって辞めたりして、無職になれば、どのみち厚生年金に入ることはできなくなるわけですから。

日本にいようが、無職、無収入で国民年金保険と国民健康保険に毎月お金を払うのは楽じゃないです。

当然、現在の年齢、保険を払ってきた年数、自分の市場価値、扶養家族の有無、金融資産と負債の有無により状況は全然違います。後は、将来の夢、だったり、目標だったりも、やっぱり同等に大事です。

自分にとって何がリスクなのか、改めて考えてみよう

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私どもはベトナム中心にやってますので、後はご本人様のベトナムに対する思い、というのも加味します。
そこら辺をトータルに整理して、人によって「やめといたほうがいいですよ」という事も結構あります。

しかし、リスクを負うかもしれないけどお薦めしたい就職先があるから、人によっては強く就職先を薦めるケースもある訳です。誰でも彼でも海外就職を薦める訳ではございません。

興味があれば、まずはご相談ください。
現実的な提案を心がけているつもりですので、そんなに肩肘はらずまずは、ご一報待ってます。

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