【ベトナムのバナナは甘い】ベトナムのバナナ農家に行ってきた!

あなたはバナナ好きですか?

もちろん“YES!!”ですよね。

もはや日本の国民食となっているバナナ

ここベトナムでもあま~~~~~いバナナが栽培されているのご存知ですか?

日本のバナナの90%がフィリピン産!?

日本のバナナの90%はフィリピン産なんです。

でも、最近そんなフィリピンで病気が流行っています。

そのため、生産量減少の影響で日本でのバナナの値段は高騰しているのです。

もしかしたら、簡単にバナナが食べられない時代が来てしまうかも・・・・

あまり知られていないベトナムバナナ

バナナといえばフィリピンのイメージが強いですが、ここベトナムでもバナナの生産は多産です。

市場でも、道路でも、様々なフルーツが売られています。

本日は、そんなベトナムのおいしいバナナを栽培しているバナナ農家へ行ってきました。

東京ドーム8.5個分の農場

こちらの農場は、Binh Duong省にあるバナナ農家。

全部で40平米もあります。(東京ドーム8.5個分!)

そのうち、10平米はマレーシア向けバナナ、30平米は新しいバナナを育てるために準備をしているようです。

バナナができるまで

①:種の栽培

こちらが、バナナの木の苗です。(かわいいですね)

こちらの農場では、台湾から輸入した種を使用しています。
厚めの網の下で育てます。

こちらは、ココナッツの皮を含んだ土です。
こちらに、育てたバナナの苗を植えます。

②:苗の栽培

薄目の網の下に移動させて栽培します。

先ほどよりも、葉の一つ一つがしっかりしているように見えますね!

③:有機肥料で育成

成長した苗を移し替えて、バナナを育成します。

現在は、有機肥料(牛糞と豚糞)化学肥料を使っているらしいですが、
今後は、安全面を考慮して、有機肥料のみに変えていくようです!

安心・安全に食べられるのが一番ですね!

④:バナナの実の成り始め

このように、バナナの木が成長します。

成長した後に、バナナの実がなり始めます。

・・・・ちょっと気持ち悪い

あ、生命の神秘ですね!

⑤:バナナの実の成長

実が大きくなったら、袋をかぶせて虫などから実を守ります。

だいぶ実がしっかりしてきましたね。

⑥:バナナの収穫

こちらは収穫1週間前のバナナです。

だいぶいつも見慣れているバナナに近いですね!

⑦:バナナの木を切る

実は、バナナの実はバナナの木1本に1つしかならないんです!

そのため、バナナを収穫したら、実っていた木は伐ります。
しかし、伐って終わり。ではなく、代わりの木が生えてくるのです!

こちらがバナナの木の赤ちゃん

たけのこのようですね。

この流れを繰り返し、バナナを収穫していきます。

バナナを多く生産する農家は、このサイクルを何度も繰り返すようですが、
こちらの農家は品質にこだわり、5回程のサイクルで収穫は終わらすようです。

やはり、虫が増えたり、バナナの品質が下がってくるようです。

食べる側としては、そちらの方がうれしいですね!

⑧:バナナの保管

こちらの農家さんでは、今後バナナの保管用の冷蔵室も建設予定。

よりおいしいバナナを作ろうと日々研究されています!

大きくて、鮮やかなバナナ

実際に収穫したバナナを見せていただきました!

鉛筆と比較してわかるように、かなり一つ一つが大きなバナナですね!

とても甘味が強くて、大きさも十分でした!

鶏糞の輸入とバナナの輸出

現在、こちらの農家では、有機肥料のみでの生産を目指しています。

そのため、日本からの鶏糞の輸入 

そして、バナナの日本への輸出も目指しています。

いつか、ベトナムのバナナが日本でも食べられる日がくるかもしれませんね!

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