中国と比べて日本人がベトナム人と仲良くなりやすい理由 

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ベトナム人は、日本人と近いという事を言う人がいますが、どういう事なんでしょうか?現時点で私が体験的に感じることをご紹介していきます。

中国人にはあまり見られない奥ゆかしさ

私は中国で長期働いていましたが、ベトナム人は中国ではほとんど見たことがないような行動を取ることがあります。
特に海外経験があったり、裕福な家庭で育ったりしたわけでもない普通のベトナム人と日々接していますが、私以上に皆さん日本人みたいに気を使います。先日もあるお客様のオフィスで商談をしていて、お茶を出してもらったのです。
たまたまお茶を入れている光景を見たのですが、指示されるわけでもなく、当たり前に、コップを一旦熱湯で温めて、お茶を入れておりました。お客様の会社の教育が届いているからかもしれませんが、サービス業でもない会社で、特に重要でもない客(我々の事です)に、誰が見ているわけでもないのに、普通の女の子がそういう配慮をしている姿に心打たれました。自発的なのか教育を受けてなのかはわかりませんが、例えば中国で同様の指示を定着させようとすると、かなり難しいでしょう。「お客さんにお茶を入れる時は、一旦コップを温めてから入れる事。もしサボった所を発見したら、罰金10元」と張り紙をして、監視カメラをつける必要はありそうです。

「なぜ言うことを聞かないんだ?」

「私達、カフェじゃないですよ。もし私がカフェの店員だったら、お客様の満足度を上げる為、あらゆる努力をします。でも、商談で出されるお茶のコップが温まっている事と、仕事の成果と関係ありますか?」

「もてなしの心が大事なんだよ」

「(爆笑)もてなすなら、コップを温めろ、と皆に指示し、それをチェックするよりもこんな安いお茶っ葉使わずに、社長のお金で高級な普洱茶(プーアル茶)でも買ってきて、高い茶器で飲ませたらいかがですか?大体、コップを事前に温めるとか、気づかないでしょ普通(また爆笑)」

「ぬぐぐぐぐ・・」

そして、数週間後、
「お客さんにお茶を入れる時は、一旦コップを温めてから入れる事。もしサボった所を発見したら、罰金10元」と張り紙をして、監視カメラをつける事となり、また数カ月後には、監視カメラはなぜかすぐ壊れ、張り紙もいつのまにかやぶれて風化する。という事になりそうですね(笑)

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